腕立て伏せ 肘が痛い

腕立て伏せで肘が痛い原因と対処の方法

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筋力を増強する方法として、腕立て伏せは昔からよく実施される運動の方法です。
腕立て伏せをすると、上肢だけではなくて体幹部の筋力を、効果的に増強することができます。
しかし腕立て伏せで筋力を増強する訓練をすることで、肘が痛くなることがあるのです。
この運動で肘が痛くなる理由としては、いくつかの仕組みが存在します。
まず肘関節を屈曲するという点では、上腕二頭筋が働くことになります。
上腕二頭筋は肘関節の屈曲と前腕の回旋で働くのですが、橈骨粗面に腱となって付着しているのです。
そのため橈骨粗面部の腱が炎症を起こすと、腕立て伏せで肘が痛い原因になります。
橈骨粗面部の上腕二頭筋の腱の炎症を改善するには、先述の働きを理解することが大切です。
すなわち肘関節の屈曲と前腕の回旋動作を、少なくすることが必要になるのです。
このうち肘関節の屈曲は、ある程度制限できることが多くなります。
これに対して前腕の回旋は、手を使う動作と密接であるために、制限することがより難しくなるのです。

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そのため上腕二頭筋の腱の炎症が原因の場合は、前腕の回旋の制限の必要性を理解することが大切です。
次に肘関節を伸展するという点では、上腕三頭筋が働くことになります。
上腕三頭筋は肘関節の後面の肘頭部に、腱となって付着しています。
この上腕三頭筋の腱が炎症を起こすことも、腕立て伏せで肘が痛い原因になるのです。
肘頭部の上腕三頭筋の腱の炎症を改善させるためには、肘関節の伸展動作を少なくすることが大切です。
しかし人間が歩行するときですら、普通は肘関節を伸展した状態で行います。
そのため肘関節を屈曲したままで生活することは、なかなか難しいことでもあるのです。
そこでよく用いられるのが、スリングで上肢を首から吊るした状態にすることです。
首から上肢を吊るした状態にしておくと、肘関節は屈曲した状態のままになります。
またこの方法を用いれば、肘関節の過剰な屈曲も制限することが可能です。
このように腕立て伏せで肘が痛い場合には、仕組みを理解して対処することが必要になります。

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