物を持つと肘が痛い

手で荷物を持つと肘が痛い上腕骨外側上窩炎

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関節を損傷したときには、その関節自体を動かすことによって、疼痛が増強することが一般的です。
例えば肩関節の腱板損傷が発生すると、肩関節を拳上する動作で、強い疼痛が発生することになります。
ところが関節の損傷のなかには、損傷した関節を動かしも、あまり疼痛が増強しないものがあるのです。
そのような関節の損傷は、いくつか存在していますが、その代表的なものが上腕骨外側上窩炎です。
上腕骨外側上窩炎は、肘関節の外側の部分に炎症を起こして疼痛が発生する疾患です。
肘関節の外側に炎症を起こしているので、肘関節の屈伸運動で疼痛が増強しても不思議ではありません。
しかし上腕骨外側上窩炎では、肘関節の屈伸運動で疼痛がほとんど増強しないのです。
例えば荷物を前腕に掛けた状態で肘を屈曲させても、疼痛はあまり増強しません。
これに対して手で荷物を持つと肘が痛いということが、この疾患の典型的な訴えのパターンなのです。
手で荷物を持つと肘が痛いのは、手を伸展させる筋肉が、上腕骨外側上窩に付着しているからです。

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そのため荷物を持つために手を伸展させると、肘関節の外側に疼痛が増強するようになります。
このような手で荷物を持つと肘が痛いときには、まず手関節の伸展を少なくすることが必要です。
例えば荷物を持つ際には、手で持たないようにして、前腕や肘に掛けるようにすると良いのです。
荷物を前腕や肘に掛けるようにすると、手を伸展させる筋肉が働かないので、負担が軽減できます。
また専用のサポーターを前腕部に装着すると、負担の軽減させることが可能です。
前腕部にサポーターを装着すると、手を伸展させる筋肉に圧迫が加わって、伝わる力が少なくなります。
さらに手が伸展しないように、装具で固定することも有効な方法です。
手が伸展しなければ、手の伸筋があまり作用しないので、患部への負担はかなり軽減されます。
このように上腕骨外側上窩炎の対処の仕方は、複数存在しています。
したがって上腕骨外側上窩炎になって場合には、これらを上手く組み合わせて行うことが必要です。

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