肘が痛い 外側 骨

肘が痛い疾患で多い上腕骨外側上窩炎

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肘が痛いときには、いろいろな疾患の可能性があります。
そうした肘が痛い疾患のうち、外側の骨の部分が痛い場合にはテニス肘の可能性が高いです。
テニス肘は上腕骨外側上窩炎とも呼ばれていまして、幅広い年代に発生することが特徴です。
例えばテニスという点から、テニスをする学生が肘が痛い場合には、この疾患が一番多くなります。
しかしテニス肘がもっとも発生する年代は、中高年になってからです。
中高年になってテニス肘の発生が多いのは、退行変性と大きな関連があります。
人間は年齢を重ねるようになると、肉体の組織が老化し始めて、損傷をし易くなります。
とくに腱組織の部分は脆弱になる傾向がありまして、腱の損傷が中高年では多くなり始めるのです。
そのため有名なアキレス腱断裂も、中高年になると途端に発生頻度が高くなる傾向があります。
テニス肘についても、腱組織の損傷が原因になって発生する疾患です。
上腕骨外側上窩は、短橈骨手根伸筋などの前腕の伸筋群が腱になって、最終的に付着する部分です。

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この前腕の伸筋群の腱組織が、微細な断裂を起こすことによって、肘が痛いと訴えるようになります。
微細な断裂ですから、アキレス腱断裂のような大きな断裂ではありません。
そのためMRIなどの画像検査をしても、明確な変化が映し出せるとは限らないのです。
しかし腱組織を採取して顕微鏡で確認すると、腱組織の線維の微小断裂が確認できます。
治療法はこの前腕の伸筋群の作用を、少なくすることが必要です。
前腕の伸筋群の作用を少なくすれば、腱組織へのストレスが軽減します。
腱組織へのストレスが軽減すると、断裂部が修復するために、痛みが改善するようになるのです。
具体的には肘の運動よりも、手の運動を制限することが大切になります。
前腕の伸筋群は、肘の運動ではなくて、手の運動に対して作用する筋肉だからです。
したがって荷物を持つ際に、肩に担ぐようにすることも、テニス肘の改善には役立ちます。
このようにテニス肘は、使い方を工夫することで改善させることが可能な疾患です。

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